小島 秀吉

 2002年の3月2日から6日まで,ミャンマーへ旅行に行ってきたので,その様子を写真と簡単なコメントで綴ってみました。
 ご存じのとおりミャンマーとは旧ビルマのことです。
 さて,みなさんはミャンマーといえば何を思い出しますか?
 仏教の国,それともマスコミで騒がれてますが,民主化運動問題での軍事政権とアウン・サン・スー・チー女史との対立でしょうか。
 軍事政権ということで,非常に怖く,暗い国というイメージが先行しましたが,しかし,行ってみると,庶民はいたって皆明るくエネルギッシュでした(日常生活に精一杯で余裕がないのか,それとも勝手にやればとさめて見ているのか)。
 私の他今回の旅行メンバー5名の集合写真です。
 夜中関空で,タイのバンコク行きの便を待つ。








 バンコク,ドンムアン空港でヤンゴン(ラングーン)行きの便を待つ。欧米人が多いのには驚いた。








 なぜか我々はイミグレーションのカウンターを通らず入国。
 実は今回,旅の世話をしてくれる人の親類に軍の”おえらいさん”がいるためらしい。







 シェリーさん(右はしの女性,20年前日本に2年ほど在住)が出迎えてくれた。
 今回の旅行に随行してくれる。







 左からウ・チョウ・テンさん:軍の「おえらがた」。テン・アン・ウィンさん:ウィンさんは日本に20年間在住。日本語はペラペラでした。







 空港はジャングルの中にあるとういう感じで,小さなターミナルビルがある。
 新旧の日本車がほとんどであった。







 
  外は30度以上と非常に暑かったが,雨期前なのか,それほど蒸し暑くはなかった。
 さあ,これからヤンゴン市内へと・・・













 ヤンゴン市内の主要幹線道路は片側3車線から4車線と広く,車が排気ガスをまき散らしビュンビュンと走っており,市民がその間を,隙を見て一気に渡るという状態でした。走っている車もほとんどが日本の中古車で,たまにベンツや英国の30年以上前のポンコツトラックが見られる程度です。
 話では,故障の多いミャンマー製の新車(ジープ型車1種類のみ生産)より,トヨタの中古車の方が値段が高いそうです。
 日本では廃車の車がここで活躍していることから日本の消費(浪費)文化を感じたり,また,ミャンマーの業者が勝手に輸入するとはいえ,排ガス基準を満たさなくなった車を輸出することに,ちょっと罪悪感をいだきました。