小島 秀吉

 ホテルに行くまえに身障者のための職業トレーニング施設に寄りました。
 実は,私したちは北海道からいらなくなった車椅子を手荷物として持ってきたのです。なぜなら車いすだけを送るとかなり高い費用がかかるので,旅行ついでに手荷物として持っていったのです。
 もしこの紀行を読まれた方で,今後東南アジアの国々に旅行に行かれる予定があれば,是非手荷物として持っていってほしいのです。日本に比べて東南アジアの国々では車椅子は非常に高価です。
 協力していただける方がおられましたら,次のアドレスにメールを下さい。
 tateishi@hndc.co.jp(立石喜裕宛)。
 車椅子はアルミ製で大人であれば片手で持って歩けます。また送り先の国では空港まで日本のボランティアの人が取りに来てくれるそうです。
 どうぞ協力お願いします。
 訓練所の外観。青空に白い壁が映える。











 日本のNPOが支援している。
 ポリオなどで体が不自由になった人を訓練生として受入れている。







 北海道から昨年の秋に1人でNPOとして来ている女性から説明を受ける。
 彼女とは1昨年に千歳の農場でのイベントで一緒だったことが分かった。それにしても1人で大した物だ,ただただ敬服・・・





 洋裁のクラスで5〜6人ほどの女性訓練生が勉強中であった。
 今はなつかしい,足踏み式のミシンを使用していた。







 指導の職員から説明を受ける。










 訓練生の作品。いかにも手作りという感じだ。










 足踏みミシンしかなかったが,足が不自由でペダルを踏めない訓練生のために電動ミシンも必要では。








 黒板に書かれた裁断図。
 










 理容のクラス。











 理容のクラスは男性しかいなかった。
 カメラを向けたらうつむいてしまった。
 もっと気をつかえばよかったか・・・。






 帰りには笑顔で見送ってくれた。















 この施設NPOが支援しているが,外務省もODAで,ダムや発電所など大手ゼネコンの飯の種だけでなく,もっとこのような人を育てる事業に”金”を出すべきでは。