小島 秀吉

 さらに寺院巡りが続く。名前は分からないが,最近建ったお寺で,パゴダはなく,大理石を彫ってつくられた大きなお釈迦様が奉られている。
                                               
 またまた,坂道の参道を登る。なぜか,丘の上に建てられている寺院が多いような気がする。
 夕方,仕事を終わってから来るのか大勢の参詣者が集まる。







 大理石で造られたお釈迦様。高さは,ざっと10m以上はあろうか,大きなガラスケースに入れられている。













 実は,このお寺は軍事政権が建てたお寺で,参道の上に建設の様子を描いた,大きな絵が掲げられている。中央は軍事政権トップのタン・シュエ国家平和発展評議会議長と思われる。






 境内はピカピカみ磨き上げられた大理石が敷き詰められており,夕日に照らされとても綺麗であった。








 お寺巡りを終えて,テン・アン・ウィンさんの家におじゃまする。左からウィンさんのお母さん,奥さん,そして妹さんのシェリーさん。







 その夜は,カンドーチー湖周囲の高級レストランにて,我々をおいしいミャンマー料理で持てなしてくれた。








 レストラン専属の「歌姫」が10名ほど,日本の歌を歌ってくれた。我々のメンバーのT氏も飛び入り参加。








 T氏に続き,O氏もオンステージである。真ん中の黒ズボンの男性はミャンマーの人気歌手の一人で,CDも出しているそうだ。







 食事が終わり,帰り際にウィンさんの家族,親類らと,記念撮影。










<ウィンさんの家での出来事>
 ウィンさんの家は私たちが宿泊しているセドナホテルが面している大きな通りから50mぐらい入った所にあり,バナナや椰子に似た熱帯の木々に囲まれているせいか,通りには車がたくさん走っているにもかかわらず,とても静かなたたずまいにあり,隣には妹さんのシェリーさんの家がある。
 暑さをしのぐためか,ヤンゴンの家々は木々に囲まれた家が多く,大げさな表現かもしれないが,ジャングルの中にある町という感じである。なにせ4月からは40度以上の日が続くというのだから!。
 夕方,家の中の天井を見ると10cmはあろうか,大きなヤモリが”とまって”いた。さすが熱帯の国!,ビックリした。ヤモリは害虫を食べるので「益虫」,いや「益爬虫類」であろうか??。

<レストランでの出来事>
 この日の客で外国人は我々だけであった。高級レストランだからといって,外国人相手の店というわけではないらしい。
 レストランは湖畔にあるが,蚊はほとんどいなく,刺されなかった。
 たまたま,その夜は仲間の一人が誕生日ということで,大きなバースデイケーキを囲んで騒いでいたミャンマー人グループがおり,我々も一緒になって”お祝い”したところ,ケーキのおすそわけがテーブルにまわってきた。
 ミャンマーの人たちは大変社交的だなと感じるとともに,昨年タイに旅行したが,なぜかタイの人たちには感じなっかた親近感というか何かを感じた。

 さていよいよ,明日は飛行機でインレー湖に向かう・・・
to be continued